2014-04-29

G.W.の営業日のお知らせ


光明寺會舘 / AIR CAFEのG.W.から5月中旬までの営業日は次の通りです。
お出かけの際にどうぞごご利用ください。


4月29日(火・祝)   営業 11:00〜18:00
4月30日(水)     休館
5月 1日(木)   営業 午後〜18:00(午前中、視察のため)
5月 2日(金)   営業 11:00〜19:00よりHochoul LEE オープニングパーティー
5月 3日(土・祝) 営業 11:00〜18:00
5月 4日(日・祝) 営業 11:00〜18:00
5月 5日(月・祝) 営業 11:00〜17:00
5月 6日(火・祝) 営業 11:00〜18:00
5月 7日(水)   休館 
5月 8日(木)   営業 11:00〜18:00
5月 9日(金)   営業 11:00〜18:00
5月10日(土)     営業 11:00〜18:00
5月11日(日)     営業 11:00〜18:00 Hochoul LEE 展覧会最終日
5月12日(月)     営業 11:00〜18:00
5月13日(火)〜16日(金) 振替休館
5月17日(土)     営業 11:00〜18:00

不定期の営業日となりますが、どうぞよろしくお願いいたします。


2014-04-24

Short Stay Program 13 Hochoul LEE















音と器、虚実  2014年5月2日[金]〜11日[日]
Hochoul LEE

本展では日常使われた生活用品等を型にとったもの、またそこに流した金属で構成されたインスタレーションです。
また、その展示の中で生まれた音を拾い、映像に変換することで、空間と音の結びつきを感じながら”空洞”を見つめる展示とすることができればと考えています。
また、鑑賞者に日常の者を持ってきてもらったものを型にとり、形を変えて込め直し、それをまたオブジェとして展示する企画をたてます。普段自分の良く知ったものの外側の形と、変形した内容物を見ることで、より強くそのものの形と内容の関係を見つめる経験ができるのではと考えています。

Hochoul LEE


◎ 日常の物、日々出会う物とその物のもつ空洞を行き来するための場を作る試みです。
よろしければ是非、次のものを持ってお越しください。 (加工の後、展示されます。)
日常的に使っていた、もういらないもの。ただし、乾燥しているもの。







2014-04-21

2014-04-17

Short Stay Program 12 村上 大樹 Workshop


島の粘土あそびワークショップ
4月19日(土)10:00〜  参加無料 

因島の畑を掘った時に出てきた赤土を使って粘土遊びをしませんか?
赤土はレンガや陶器などの材料としても使われていて粘土として人形なども作る事が出来ます。
島の土に触れて作品をつくって皆で遊びましょう!


日 時:2014年4月19日(土)10:00〜 随時ご参加ください。出入り自由です。
場 所:光明寺會舘の裏庭 屋外にシートを広げて空の下で行います。

参加費:無料
◎ 汚れてもいい服装でお越しください。























































村上 大樹『内側の音、外側で聴く』展示内容につきまして。

以前、当ブログ内にて今回の展示を見て頂く際の注意をかきました。
展示の一部に福島県で採取したものを展示してある部屋があることから、入場の制限を設けるというものでした。
これは光明寺會舘の側からオーディエンスへ向けての配慮としては必要であると考え、制限を設けましたが、作家である村上さんの意思の尊重という点では、至らない対応でした。
変更点として、20歳以下の方のご入場をご遠慮頂いておりましたが、作家とも話し以下のように決めました。

① 作品の解説、説明をお願いするため、展覧会は作家がいる時にオープンします。
② まず1階カウンターで、展示の一部に福島県のものが展示してある旨を説明してから、展示、カフェのご利用をご案内します。
③ 小さなお子さまの入場については保護者さまの判断にお任せします。

私個人としては、このShort Stay Program は作家にとってチャレンジできる場としてありたい、というのを思っています。これが、日頃来館して頂くお客さんにとっての「光明寺會舘 / AIR CAFE」という場所に対するイメージをプラスにしたりマイナスにしたりする場合があるかもしれませんが、そもそも光明寺會舘という場所はたぶんそういう性格を持ち続けながら動いていく場所のような気もしています。

会期が始まってからの軌道修正となりましたが、ご理解を頂いた上ご来館頂ければと思います。


光明寺會舘 / AIR CAFE
亀井 那津子




2014-04-13

村上 大樹 『内側の音、外側で聴く』オープニングパーティー














大きく鼓動する夜   4 / 13 Sun. 19:00〜

胎児ドップラー聴診器を使い、
〈踊る人〉の体内音をスピーカー4台から出すパフォーマンスと音楽

演奏:筒
踊る人:権野めぐみ
体内音響:村上大樹
入場料:1000円(1ドリンク+軽食付)
◎ 20歳以下の方のご入場はご遠慮ください。
◎ 展示の一部に、福島県で採取したものを展示しています。その旨ご了承の上、お越しください。


2014-04-12

Short Stay Program 12 村上 大樹



内側の音、外側で聴く


今回の村上 大樹さんの展示を見て頂く際に。


展示の一部に福島県で採取した植物や廃墟の街で落ちていたものを展示している区画があります。 
作家の村上さんが福島県に行き、気になったものを拾って収集したもので、それをテキストと一緒に展示しています。 
収集されたものは密閉された瓶や袋の中にあり、この展示で展示室の放射線量が上がることはありません。 その証明に室内にガイガカウンターも設置しています。
しかし、数値的に問題がなくとも、そのものがあるということで、不快な思いをされるお客さんがいらっしゃるという場合も充分予想されます。 
この場合、光明寺會舘としては慎重なアテンドをする必要があると思いました。 何の説明もなく2階に上がってしまい、作品を目の前にすることが無いようフィルターをかけたいと思います。 

以下、今回の展示につきまして、ルールを決めました。 

① 作家が在舘している時のみのオープンとすること。お客さんへの説明をお願いしています。

② 来館されたら、まずカウンターで2階の展示内容の性格について口頭で伝えること。その上で差し支えなければカフェのご利用、展示へのご案内をいたします。 

③ 展示室への立ち入り可能年齢を原則20歳以上とすること。(但し保護者のご判断にお任せします。)

④ 福島の収集物が展示してある部屋の入口の扉に注意書きを貼り、閲覧する・しないをお客さまに判断してもらうこと。 

光明寺會舘 / AIR CAFEは設立以来、アートとコミットできる開かれた場であることをポリシーに活動をしてきました。 しかし、今回の展示につきましては入館への制限を設けます。 
作品を展示しない、という選択肢も考えられましたが、一方でShort Stay Programの方針の中には作家の意欲的な芸術表現(作家自身のコンセプト、思想なども含め)の試みを支援するということもあげています。 作家の意思の尊重と、光明寺會舘のポリシーの真ん中をとるというかたちを考え、今回は入館制限を設けて展示をするということに決めました。 

以上のことをご留意頂き、ご来館頂ければと思います。
1階のAIR CAFEは通常通り営業しております。 


 光明寺會舘 / AIR CAFE 亀井 那津子


Short Stay Program 12 村上 大樹
内側の音、外側で聴く
会 期:2014年4月11日(金)〜  21日(月)
休館日:火曜、水曜日
時 間:11:00〜18:00
会 場:光明寺會舘 722-0033 広島県尾道市東土堂町2-1
入場料:AIR CAFEにてワンオーダーお願いします。
お問い合わせ先:
    光明寺會舘/Tel 050-1537-5353 Mail aironomichi@ybb.ne.jp
    村上 大樹/tsprq210@gmail.com




2014-04-10

Short Stay Program 12 村上 大樹



内側の音、外側で聴く  2014.4.11 Fri. - 21 Mon.
村上 大樹 Daiki Murakami






〈内側の音、外側で聴く〉について
世界中で小さな音が鳴り続けている。体内や植物の中にも人間の耳では聴こえない音が存在する。
この展示では、聴診器を使いその小さな音を体感してもらいたいと思います。
聴診器は皮膚や対象物に直接あてる部分(チェストピース)におきる振動がゴム管をとおして耳に伝わるのです。
聴診器が空気の代わりに小さな音を大きく揺らしてくれる。そう、音は空気の振動なのです。
その振動が耳の中に入り、鼓膜が揺れを増幅させ、さらに奥の器官が振動を電気の信号に変える。
その信号が神経を通り脳に伝わり音を音として感じるのだ。
音とは振動と電気の信号によって人間が感じることができるものなのです。
振動とは、状態が一位に定まらず揺れ動いている事象をいう。
それは震災によって揺れ動いた大地と社会に似ているかもしれない。
耳には危険を感知する機能もあります。
放射能の危険を感知することで私たちは今まで疑問に思わなかったことを考えるようになりました。
電気のこと、空気の流れや土のこと、人間のこと、食べること、お金のこと、経済のこと、世界のこと。
振動と電気の信号から音を感じるように、地震の揺れと電気を作る原発から感じることがあったのです。
大地の振動により人間の考えは揺れだした。その考えの揺れを大きな希望に変えられたらと思うのです。
芸術作品の仮名にだって振動は存在しています。
錆びて捨てられたゴミ機械で作った立体作品や枯れ木で出来た人形の中にも小さな音があります。
この会場中にある小さな振動は空気を揺らすことができないミクロの運動体だ。
小さくても何かが確実に動いて揺らしている。微生物か?それとも奇々怪々としたものか。
それらを想像して言葉にした時、一歩踏み出して耳を傾けた時、その答え、
つまりこれから生まれるまだ音になる前の希望は大きく空気を振動させるでしょう。

村上 大樹


村上 大樹 Daiki Murakami
1975年生まれ 因島在住 漫画家
暗くて人が大量に死ぬ漫画を描く。漫画の拡大解釈として様々な創作活動を行う。
奇々怪々としたインスタレーションや人形作品、脳内テロリストともいえるアナーキズム全開の文筆。農業と怪奇映画の中にある生と死の反復、生死の境界線が曖昧になった状態を具現化したような作品を作る。また、「チイサイカイシャ」という運営体で定期的にイベント企画やウェブマガジン・モンスターも毎週水曜日に刊行している。


Short Stay Program 12 村上 大樹
内側の音、外側で聴く
会 期:2014年4月11日(金)〜  21日(月)
休館日:火曜、水曜日
時 間:11:00〜18:00
会 場:光明寺會舘 722-0033 広島県尾道市東土堂町2-1
入場料:AIR CAFEにてワンオーダーお願いします。
お問い合わせ先:
    光明寺會舘/Tel 050-1537-5353 Mail aironomichi@ybb.ne.jp
    村上 大樹/tsprq210@gmail.com


◉ オープニングパーティー 大きく振動する夜  4.13.Sun. 19:00〜
胎児ドップラー聴診器を使い、〈踊る人〉の体内音をスピーカー4台から出すパフォーマンスと音楽
演奏:筒
踊る人:権野 めぐみ
体内音響:村上 大樹

日 時:4月13日(日)19:00
入場料:1,000円(1ドリンク+軽食付)