2017-02-16

光明寺會舘学校 2017 vol.1 


映画『SOUL ODYSSEY -ユーラシアを探して-』より 

「ヨーゼフ・ボイスとナムジュン・パイクのユーラシア」

講師 渡辺真也 / インディペンデント・キュレーター 

この度は「ヨーゼフ・ボイスとナムジュン・パイクのユーラシア」をテーマに、渡辺さんの映画製作での記録やこれまでの活動についてスライドを交えながら語っていただきます。

【 光明寺會舘学校 2017 vol.1 】
日 時 2017年2月21日[火] 19:00〜
参加費 1,000円+1ドリンクオーダー
場 所 光明寺會舘/広島県尾道市東土堂町2-1

お問合 Mail/aironomichi@gmail.com



 






















この映画は、私、渡辺真也のユーラシア大陸横断の旅を辿ったものです。8年に渡るアメリカ生活にて、私は「アジア人」と呼ばれる様になりました。日本人である私は、アジア人として生まれたのではなく、その時をもってアジア人になったのだと気づきます。同じくその頃、私はドイツ人アーティストのヨーゼフ・ボイスと韓国人アーティストのナムジュン・パイクによる生涯に渡るコラボレーション活動『ユーラシア』に出会いました。彼らは分断されたヨーロッパとアジアを、一つの大陸文化『ユーラシア』として統一しようと試みたのです。彼らの『ユーラシア』の夢を実現すべく、私はベルリンから故郷である静岡まで、13 カ国を横断し、文化の連続性を探る旅に出ました。
(映画『SOUL ODYSSEY -ユーラシアを探して-』より抜粋)
 
渡辺真也 Shinya Watanabe
1980年沼津市生まれ。ベルリン工科経済大学講師。ニューヨーク大学大学院修士課程修了後、世界57カ国を単発的に放浪。 国民国家をテーマとした多くの現代美術展をキュレーションし、2016年映画「Soul Odyssey -ユーラシアを探して」にて監督デビュー。昨年は渋谷ワタリウム美術館で開催されたナムジュン・パイク展の共同キュレーター務め、ベルリン芸術大学博士論文「ヨーゼフ・ボイスとナムジュン・パイクのユーラシア」を提出した。
http://www.shinyawatanabe.net/