先日、藍染作家の渡辺幸子さんのところにて味噌仕込みワークショップに行ってきました。
お家に到着すると、すでに竃の薪火で炊いた大豆が美味しそうに茹でられていました。
さっそく、いい匂いの台所で大豆の茹で加減の説明を聞きながら、味見します。
茹で上がったばかりの大豆はそれだけでおいしい。
縁側ですり鉢とすりこぎ棒で大豆を潰していると、お庭のウコッケイたちが大豆をくれとこちらに近寄ってくるのを目の前にして、ひたすら大豆を潰していきます。
次は麹と混ぜていきます。
今回幸子さんことさっちゃんが用意してくれたのは、マルカワみそさんの大正時代から味噌蔵に住みついている天然麹菌で作られた米麹。
白米と玄米の麹を1:1でブレンドして加えました。
大豆と麹をよくよく混ぜて味噌団子を作ります。
その味噌団子を勢いよく保存容器に投げつける感じで入れていきます。
ここで大切なのが空気を抜くこと。
ぎゅっぎゅっと押しながら味噌団子を詰めていきます。
最後にかぶせ塩をして完成。
熟成して一年後に美味しい味噌になってくれることを楽しみに待ちます。
ワークショップ中はさっちゃん、一緒に参加した皆さま、渡辺家の犬オレオと烏骨鶏たちととても賑やかに過ごしました。
さっちゃんが用意してくれたお昼ご飯も最高に美味しくいただきました。