2013-09-25



光明寺會舘学校 vol.5 Talk 茂木 秀之

表現 仕事 社会   公共をつくる試みの中で考えたこと



















大阪にある日本最大のドヤ街(日雇い労働者の街)釜ヶ崎で、ココルームというアートNPOが活動しています。
わずか0.62㎢のこの街には野宿者や労働者の支援、医療や福祉、まちづくりなど、さまざまな団体が活動しており、その特殊さと先進性を見ようとたくさんの旅人もやってきます。「表現の社会化」「ささやかな自治の実験」を試行錯誤するココルームは、商店街のなかで毎日カフェとメディアセンターをひらき、街のおじさんたちとお茶を飲んだり面倒ごとに巻き込まれたり。
なにもかもが混沌として割り切れず、だからこそ社会の縮図ともいわれるこの街で、ココルームのスタッフとして過ごす中で見てきたこと、考えたことの報告会です。

▶茂木 秀之 1983年埼玉県生まれ。東京で小劇場演劇、知的障害者支援、コミュニティカフェの運営などを経験。
2011年の震災直後、尾道の瀬戸田(生口島)に移住。その後大阪に移り、NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)スタッフに。2013年9月より再び尾道。人の集まりと演劇について考えている。



日 時:2013年9月27日(金)  19:00 〜
場 所:光明寺會舘 広島県尾道市東土堂町2-1
入場料:500円(AIR CAFEのドリンク付)
お問い合わせ
   :光明寺會舘 / AIR CAFE
    広島県尾道市東土堂町2-1 Tel  050-1537-5353


2013-09-16



short stay program Steven Irvin
 
the Rejoice works  言祝ぎのかたち
 


























Steven Irvinは先月20日、日本にやって来ました。
当初、彼は瀬戸内の島々を旅し、たくさんのものを見てきたと言っています。
以降、光明寺會舘の2階で滞在制作を始めました。
彼のスタジオでは、彼が日本に来て出会った人、事柄、日常に見た景色から描かれた新たな作品がいくつも生み出されています。
約1ヶ月の制作期間を経て、21日より展覧会を開催します。
また、20日のオープニングレセプションでは、彼のパフォーマンスとアーティストトークをお届けいたします。
パフォーマンスはここでしかできないことをしてくれるようです。楽しみです。
どうぞ、お時間のある方はお越しください。



【 the Rejoice works 言祝ぎのかたち 
◎オープニングレセプション
日 時 2013年9月20日金曜日 19:00〜
会 場 光明寺會舘 722-0033 広島県尾道市東土堂町2-1
内 容 Stevenによるパフォーマンス、アーティストトークなど
入場料 AIR CAFEにてワンオーダーをお願いします。
    軽食をご用意しています。(別途料金)

展覧会
会 期 2013年9月21日(土)〜29日(月) 
    *24日(火)、25日(水)は2階ギャラリーのみオープン。1階AIR CAFEはお休み。
時 間 11:00〜18:00
休 館 9月22(日)、23日(月) *22、23日は鳥取での出店のため休館
お問い合わせ先
    光明寺會舘 / AIR CAFE
    722-0033 広島県尾道市東土堂町2-1
    Tel / Fax 050-1537-5353 Mail aironomichi@ybb.ne.jp(亀井)



2013-09-05


short stay program Steven Irvin 
2013.8.21 - 9.30
























今回のshort stay programは、ロサンゼルスからやって来た作家を迎えています。

スティーブンは尾道に来てから、まず旅に出かけました。
瀬戸内の島々のいくつか、直島、豊島、女木島、宮島、岩国。
その後、彼は光明寺會舘の2階で日々制作をしています。旅先で見た景色、尾道のまちを歩いて出会った事柄、その経験を吸い込みドローイングを始めています。
その中から、ひとつのかたちを生み出したようです。
それは三角形。もっともシンプルなかたち。「円は?」と聞くと、「too simple」

彼は今月末に展覧会を開催する予定です。
そしてそのレセプションではフィジカルパフォーマンスもしたいとのこと。そのプランを聞くだけで、面白そうです。ずっとここにいると当たり前のことが、外から始めて来る人によって塗りかえられていきます。本当に楽しみです。詳細は決まり次第お知らせをしていきます。どうぞお楽しみに。