2019-11-02

ORGANIZING ABANDON

ONGOING ARCHIVE 進行形のアーカイブ

シュシ・スライマン/Shooshie Sulaiman

ORGANIZING ABANDONはアーティスト シュシ・スライマン(マレーシア在住、b.1973)が2013年より広島県尾道市で展開しているプロジェクトです。スライマンは尾道市旧市街斜面地で取り壊されようとしていたもと八百屋の廃墟と出会い、その全てを、再生/転生する長期プロジェクトを開始しました。
廃墟に属するものは何も廃棄せず、その全てが保存・記録され、作品や、再生される家の一部へと生まれ変わります。プロジェクトは単なる家の物理的再生を目指すものではありません。その過程こそが重要であり、尾道で出会ったアーティストや職人をはじめ多くの人々が関与し、新たな交流が生まれています。
またスライマンがこれまで探求してきたマレーシアの歴史的、文化的背景や、縄文とスンダランドとの関係性もプロジェクトに組み込まれていきます。
2019年、光明寺會舘では公開期間中もシドラハウス から出てきた物のアーカイブ作業、及び素材天性のための実験も進めていきます。ぜひご高覧ください。


シュシ・スライマン/Shooshie Sulaiman
1996年マラ技術大学において美術学士号を取得。マレーシア国立美術館-Young Contemporaries Award受賞。
主な個展 :「Malay Mawar」(カディスト美術財団、パリ、2016年)、「Sulaiman itu Melayu/ Sulaiman was Malay」(小山登美夫ギャラリー、シンガポール、2013年)
主なグループ展 :「サンシャワー 東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」(2017)、ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」(2017)、アートバーゼル、アート・アンリミテッド(2014)、グァンジュ・ビエンナーレ(2014)に出展のほか「Open House」シンガポールビエンナーレ(2011)、 アジア太平洋現代美術トリエンナーレ(2009-10)、ドクメンタ12(2007)


公開日 |2019年11月3日[日/祝]・4日[月/祝]・8日[金]・9日[土]・
     10日[日]・11日[月]・15日[金]・16日[土]・17日[日]・
     18日[月]・22日[金]・23日[土]・24日[日] 
     ※期間中の、金・土・日・月曜のみ公開
     ※11/9[土]はコンサート開催のため一部会場のみ公開
時 間 |11:00~18:00 
場 所 |光明寺會舘 2階/広島県尾道市東土堂町2-1
     ※シドラハウスの外観はいつでもご覧頂くことができます
     広島県尾道市西土堂町13-31(西土堂ポケットパーク横) 
観覧料 |無料
関連企画|◎横谷奈歩 アーティストトーク
     日 時 11月3日[日] 16:00~
     場 所 高橋家
     料 金 800円(ドキュメント付き)
     ◎もうひとりと歩く エリアツアー
     日 時 11月10日[日] 14:00~ 2時間程度
     集 合 光明寺會舘
        ※光明寺界隈〜斜面地・坂道ルート〜高橋家
     料 金 500円
     ◎小野環 マレーシアレポート
     〈マレーシア 先住民オランアスリの村で〉
     日 時 11月30日[土] 19:00~
     場 所 光明寺會舘
     料 金 500円




主催|AIR Onomichi実行委員会 ひろしまトリエンナーレ実行委員会
協力|(敬称略) 中曽智子 元山悠佑 小山登美夫ギャラリー 光明寺會舘 尾道市立大学 
   NPO法人尾道空き家再生プロジェクト 地域住民の皆さま
助成|平成31年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業 beyond 2020
お問い合わせ先 AIR Onomichi実行委員会事務局(光明寺會舘内)
   〒722-0033 広島県尾道市東土堂町2-1
   Tel/0848-51-5717 Mail/aironomichi@gmail.com

2019-10-25

高橋家にまつわる物語

高橋家公開

横谷奈歩

気にも留めない日常の些細な出来事、日々の生活、家族、家。そこで営まれていた暮らしの記憶は月日の重なりとともにいつしか失われていきました。
2013年、美術家・横谷奈歩は30年近く空き家となっていた高橋家と出会います。そこで感じ取ったのは、場所に眠る、かけがえのないなにものかでした。
高橋家は尾道市長江の、遠くは向島の高見山を望む石段の上に建っています。大正時代に建てられたその家のかつての住人は尾道市の助役、高橋たけし氏。その次男である高橋玄洋氏はそこで育ち、のちに東京に上京し、ラジオ、テレビのメディアの黎明期に脚本家として活躍します。その家には玄洋氏はもちろん、武氏とその妻清子氏、祖父秀氏も含めて3世代の家族の暮らしの跡が残されていました。
横谷奈歩はそれら出来事の痕跡を通じて時空、そして生と死の境を超えた対話を始めたのでした。


横谷奈歩 Naho Yokoya
美術作家。1975年東京生まれ。2008年東京芸術大学大学院 美術研究科 後期博士課程を修了後、文化庁新進芸術家海外研修制度にてヨーロッパに滞在。古代ローマ遺跡をはじめ、街や自然、博物館等のリサーチと制作活動をおこなう。以後、日本国内から世界各地へ足を運び、調査と取材を重ね、土地に隠された歴史やひそやかな事柄を残していくことを最も大切なテーマとしている。


高橋家公開
公開日  2019年11月3日[日/祝]、4日[月/祝]、9日[土]、10日[日]、16日[土]、17日[日]、
     23日[土]、24日[日] ※土日祝日のみ公開
時 間  11:00~18:00 
場 所  722-0046 広島県尾道市長江2丁目9-19 ※尾道南高校より徒歩2分
観覧料  無料
関連企画 ◎横谷奈歩 アーティストトーク
     日 時 11月3日[日] 16:00〜 
     場 所 高橋家
     料 金 800円(ドキュメント付)
     もうひとりと歩く エリアツアー
     日 時 11月10日[日] 14:00〜 2時間程度
     集 合 光明寺會舘 ※光明寺界隈〜斜面地・坂道ルート〜高橋家
     料 金 500円





主 催 AIR Onomichi実行委員会 ひろしまトリエンナーレ実行委員会
協 力 高橋玄洋、等江 杉井隼人 山本晶大 梅林信二(敬称略)
    NPO法人尾道空き家再生プロジェクト 尾道市立大学 尾道新聞
助 成 平成31年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業 beyond 2020
お問い合わせ先 AIR Onomichi実行委員会事務局(光明寺會舘内)
    〒722-0033 広島県尾道市東土堂町2-1
    Tel/0848-51-5717 Mail/aironomichi@gmail.com

2019-09-20

Chocolate Fusion vol.2




























9月21日土曜日はこちら。
foo CHOCOLATERSによるチョコレート作り・トークイベント。
この度は高知から、DADNUTS BUTTERさんも来られるとのことで楽しみです。
お席のご予約はお早めに。
*イベント当日は貸切のため、通常営業はしておりません。
ご利用のお客さまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご了承ください。

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広島空港内にあるヴィーガンミルクチョコレート専門店、foo CHOCOLATERSが主催する体験型トークイベント第二弾。

毎回、私たちのコンセプトに共鳴するゲストを迎え、チョコレート作りを通して、それぞれが新しい発見の場となるような時間をお届けします。

第二弾のゲストは、高知県にある盟友DADNUTS BUTTERの武智まりかさんを迎えて、コラボ商品である「チョコレートスプレッド」を作ります。
当日は、ワークショップ後にDADAさんについてや、ナッツバターを使ったレシピ、食にまつわるミニトークショウを予定しています。DADA NUTS BUTTERの販売もあります。

皆様のご予約・ご参加をお待ちしております。


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DADA NUTS BUTTER × foo CHOCOLATERS
Collaboration Workshop
「チョコレートスプレッド作り体験」

日時:2019年9月21日(土)
会場: AIR CAFE 〒722-0033 広島県尾道市東土堂町2-1
参加費: ¥2500-(小学生以下無料)

2部制
第1部 11:00-12:30 (90分)
第2部 14:00-15:30 (90分)
各回 定員 15名

内容: カカオ豆から作るチョコレートと、ヘーゼルナッツから作るナッツバター、そしてそれらを合わせたチョコレートスプレッドを作ります。完成したチョコレートスプレッドはオリジナルパッケージに包んでお持ち帰りいただけます。
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ゲスト紹介: DADA NUTS BUTTER
高知県土佐山田町、赤い鉄筋の建物の二階でナッツバターを作っています。ナッツバターとは、ローストし、香りを高めたナッツを石臼ですり潰し滑らかなペーストにしたものです。基本的な材料はナッツとほんの少しの塩のみ。単純明快、濃厚ミラクルパンチなナッツバターをお楽しみください。
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ご予約・お問い合わせ
foo CHOCOLATERS
email:info@foochocolaters.com
タイトルに「921 CF申し込み」、内容欄に「名前、人数、希望回、電話番号、メールアドレス」を記載の上、お送りください。

2019-09-08

FROM HERE TO BEYOND


9月7日[土]より尾道市立美術館にてはじまった「From Here to Beyond/ここからむこうまで」
参加アーティストとしてもうひとりで「Scab」を展示しています。
美術館の外からみえるのは「Painless jellyfish(無痛クラゲ)」
大気の対流とともに上昇の際は、美術館にお立ち寄りください。
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FROM HERE TO BEYOND/ここからむこうまで

アーティスト
柳 幸典/小西 紀行/もうひとり/小林 正人/岩崎 貴宏/小金沢 健人

会 場 尾道市立美術館/広島県尾道市西土堂町17-19(千光寺公園内)
会 期 2019年9月7日[土] - 10月27日[日]
時 間 9:00 - 17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(ただし、9/16、23、10/14は開館)
観覧料 大人 800円 高大生 550円
website https://www.onomichi-museum.jp
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Exhibition
From Here to Beyond
Artists
Yukinori Yanagi
Toshiyuki Konishi
MOUHITORI
Masato Kobayashi
Takahiro Iwasaki
Takehito Koganezawa
Guest Curator
Yoshinori Ishikawa
Dates: 7 Sep, - 27 Oct, 2019
Holiday: Monday (except for national holidays)
Open Hours: 9:00-17:00 (Last admission to exhibition is at 16:30) ※12 Oct, open -20:00
Venue: Onomichi City Museum of Art 








2019-08-26

臨時休館のお知らせ



尾道市立美術館での次回展示準備のため、
光明寺會舘及びAIR CAFEは以下の期間お休みを頂きます。
ご利用の皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

◯臨時休館
2019年9月2日[月] - 9月7日[土]


光明寺會舘/AIR CAFE

2019-07-08

CHOCOLATE WORKSHOP & TALK SHOW 7月28日[日]


CHOCOLATE WORKSHOP & TALK SHOW  
Sunday, 28th July 2019

今月の最後の日曜日、AIR CAFEにチョコレートな人たちがやってきます。
foo CHOCOLATERSの触手がここにも、いよいよです。

当日はチョコレート作り体験のワークショップとトークショーの2部構成とのこと。
今回はAIR CAFEからワークショップ参加者の皆さまだけに、特別なチョコレートのかき氷をお作りします。こちらもお楽しみに。
*7/28はイベントのため貸切となります。あらかじめご了承ください

詳細は以下をご覧ください。
◯ご予約・お問合せ先/foo CHOCOLATERS
 MAIL info@foochocolaters.com




2019-06-10

ハコとめがねとシマシマ 2019/6/15[sat]-16[sun]





















だいたいあれから1年くらい。それからずっと世界では狂乱騒ぎが続いています。

いかがお過ごしでしょうか。
會舘の外にプールでも出して、台湾で仕入れた食材を使った料理、

かき氷をみんなで食べながら、夕方からは音楽を体に浴びて汗だくになりましょう。
着替えはSTOREの洋服で。
遠くを望みたいときは、めがねのスエツグで二つの眼を手に入れましょう。




◯ 出店のご紹介


STORE/ストア
東京西荻窪にあるSTOREは、今シーズンの白のシリーズのボーダーTシャツやワンピースの新作などを持って参加します。手に取ってじっくり時間をかけて悩めるチャンスです。
(*15日・16日両日)
http://www.storestore.net































Hako Hosokawa/細川葉子(写真家) 
写真プリントワークショップ:ご自分で撮った写真(ペットや家族など)をその場で写真シートにプリントし、布にアイロンプリントをするワークショップです。
40分くらいで一つできます。スマートフォンの写真でも大丈夫ですのでお気軽にどうぞ。
(既存のイラストや写真などは使用できませんのでご了承ください)
(*15日・16日両日)





めがねのスエツグ
鳥取県米子市からやって来るスエツグさんは「1日眼鏡展」と銘打ち多様なデザインの眼鏡フレームを持参してくれます。今回はサングラスを多めにご用意してくださるとのこと!
そのほか眼鏡に関するご質問やご相談にも対応してくださいます。
(*16日のみ出店)









イチリヅカシューズ
光明寺會舘からご近所の靴工房 イチリヅカシューズさん。愛らしいシルエットの靴やカバンなどを手がけられています。
今回はシューキルトのワークショップを開催。15日の14時から。
(*15日のみ出店)





尾道お菓子 たつみや
季節ごとに様々な和洋菓子をお届けしてくれる尾道のお菓子屋さんです。
今回は今の時期にぴったりのふなやきをはじめ、ウィークエンドシトロン、若あゆ、どら焼きを販売してくれます。お土産にも良いですね。
(*15日のみ)








AIR zine 編集室
尾道で細々と編集、出版活動をしているAIR zine編集室。
毎号、漢字一文字を選出し編集室メンバーが思いおもいに原稿を書き進めています。
これまで「泡」「突」「赤」「筒」「十」を発行。
今回は次号のお知らせをしつつ、これまでのバックナンバーを一挙販売いたします。
(*15日・16日両日)




mika
尾道で縫い物を手がけられています。特別な日のドレスから日常使いのバッグまで、あらゆるオーダーに応えてくれます。今回はブルーシートのポーチと小さなカバンを販売。
(*15日・16日両日)





◯出演者のご紹介

Straight & Palmer with フェリーズ
尾道といえばこの方々ですね。土曜の夜を盛り上げてくれます。
(*15日のみ)


























◯フード・ドリンク

AIRCAFÉ
15日[土]  
・台湾的食事(数量限定)*自助餐スタイル
魯肉飯/よだれ鶏/烏賊とセロリの炒め物/切り干し大根のオムレツ/炒青菜/小菜/スープなど
・かき氷(*15日・16日両日)
パイナップルレモン/生いちご練乳/ココナッツシュガー練乳+緑豆&
落花生などのかき氷を予定
・ドリンク(*15日・16日両日)
生ビール/モヒート/サングリア/炭酸入り白ワイン/タピオカミルクティーなど
16日[日]  
・台湾的小吃(数量限定)
たつみやさんのふなやきの皮を使って台湾的クレープ(潤餅的)/鶏肉飯/茄子と挽肉のバジル炒/スープなど     
(写真はイメージです)





















【ハコとめがねとシマシマ】
日 時:6月15日[土]  

    11:00 - 18:00 お買い物タイム & ワークショップ & お食事
    19:00 - LIVE Straight & Palmer with フェリーズ
    6月16日[日]
    11:00 - 18:00 お買い物タイム
会 場:光明寺會舘 尾道市東土堂町2-1 

お問合せ先:光明寺會舘
    facebookからどうぞ→https://www.facebook.com/komyojihall/?ref=bookmarks
    TEL 0848-51-5717 MAIL aironomichi@gmail.com

【ハコとめがねとシマシマとパーティー】
日 時:6月15日(土)18:00〜 

料 金:一般 1,000円(中学生以下無料)
    19:00〜 Straight & Palmer with フェリーズ のLIVE

    ※ドリンク、お食事のオーダーをお願いします。 
会 場:光明寺會舘 1F・2F