2017-02-16

cobird 個展 氣配 sensed someone


cobird  小林利充 個展

氣 配 sensed someone 

18 Feb. 2017 - 5 Mar.2017  11:00 - 18:00















私cobird / コバードは広島県尾道市、光明寺會館にて2月18日より個展「氣配 (sensed someone)」を開催致します。
昨年より、「幽霊」と「織物」をテーマにコラージュ作品を中心に発表。夏には今回の展示の舞台となるAIR尾道のスタジオにて約2ヶ月間の滞在制作を行いました。

墓地に囲まれたスタジオで更けた夜。
締め切った空き家の暗闇。
尾道での経験がヒントとなり、核となる種が生まれました
“気配”とは「はっきりとは見えないが、漠然と感じられるようす。」と国語辞書には記されています。「目に見えない世界を信じる」とは乱暴な言い回しだが、美術には物理と精神の間を表現する機会がいまだに与えられているのだと私は考えます。

今回は動画を縦糸の様に切りわけ、織り込んだ新シリーズ「60☓100」や、心霊写真をヒントにした「Spook photo」シリーズなど、従来のコラージュ作品に加え、スタジオロケーションを活かし、視覚以外で”気配”を感じられる遊び場=インスタレーションを発表します。ぜひ、この機会にご高覧、ご参加頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

cobird/コバード 個展「氣配」
会 期:2017年2月18日(土)~3月5日(日)火曜・水曜日休み
時 間:11:00~18:00
会 場:光明寺會館2Fスタジオ/広島県尾道市東土堂町2-1


作家 ウェブサイト

http://cobird.tumblr.com/

光明寺會舘学校 2017 vol.1 


映画『SOUL ODYSSEY -ユーラシアを探して-』より 

「ヨーゼフ・ボイスとナムジュン・パイクのユーラシア」

講師 渡辺真也 / インディペンデント・キュレーター 

この度は「ヨーゼフ・ボイスとナムジュン・パイクのユーラシア」をテーマに、渡辺さんの映画製作での記録やこれまでの活動についてスライドを交えながら語っていただきます。

【 光明寺會舘学校 2017 vol.1 】
日 時 2017年2月21日[火] 19:00〜
参加費 1,000円+1ドリンクオーダー
場 所 光明寺會舘/広島県尾道市東土堂町2-1

お問合 Mail/aironomichi@gmail.com



 






















この映画は、私、渡辺真也のユーラシア大陸横断の旅を辿ったものです。8年に渡るアメリカ生活にて、私は「アジア人」と呼ばれる様になりました。日本人である私は、アジア人として生まれたのではなく、その時をもってアジア人になったのだと気づきます。同じくその頃、私はドイツ人アーティストのヨーゼフ・ボイスと韓国人アーティストのナムジュン・パイクによる生涯に渡るコラボレーション活動『ユーラシア』に出会いました。彼らは分断されたヨーロッパとアジアを、一つの大陸文化『ユーラシア』として統一しようと試みたのです。彼らの『ユーラシア』の夢を実現すべく、私はベルリンから故郷である静岡まで、13 カ国を横断し、文化の連続性を探る旅に出ました。
(映画『SOUL ODYSSEY -ユーラシアを探して-』より抜粋)
 
渡辺真也 Shinya Watanabe
1980年沼津市生まれ。ベルリン工科経済大学講師。ニューヨーク大学大学院修士課程修了後、世界57カ国を単発的に放浪。 国民国家をテーマとした多くの現代美術展をキュレーションし、2016年映画「Soul Odyssey -ユーラシアを探して」にて監督デビュー。昨年は渋谷ワタリウム美術館で開催されたナムジュン・パイク展の共同キュレーター務め、ベルリン芸術大学博士論文「ヨーゼフ・ボイスとナムジュン・パイクのユーラシア」を提出した。
http://www.shinyawatanabe.net/