光明寺會舘学校 2016 vol.4
Art Critic Talk 講師 小倉正史氏
『2つの大戦の間に何があったのか』
マルセル・デュシャンを中心に (レディメイド,ダダ,シュルレアリスムなど)
日 時 9月24日土曜日 19:00~21:00
場 所 光明寺會舘 /広島県尾道市東土堂町2-1
参加費 一般500円、学生300円
(AIR CAFE通常営業しています。ドリンクやケーキもご用意しています)
内 容
「今日の現代アートはどのようにもたらされたのか」をテーマとする小倉正史氏による連続講座の第2回目です。今回は21世紀の今日までのアートの動きに触れる補助線として、さまざまなイズムが出現した第一次大戦以降、第二次大戦前のマルセル・デュシャンとその時代について掘り下げてみます。地球的規模の大きな時代の潮流がアートにどのような作用をもたらしてきたのかが,今日のアートを見る上で必要と思われるからです。作品に寄り添いながらも,それらの根底にある状況に対する感受性と考えかたに重点を置き,同時に,アートの作品を見る側の作品とそれが生みだされる背景に対する解釈と理論についての紹介をして行きます。おそらく,最近のアートでは,社会とアートとをどのように折り合いをつけて行くかという問題が重要であったことが浮かび上がるのではないでしょうか。
1934年生、国際美術評論家連盟会員.フランス芸術文化勲章シュヴァリエ章.東京そのほかで活動。日本語著作:『現代美術,アールヌーヴォーからポストモダンまで』(共著),新曜社、1989年; 訳書:アンドレ・レスレール『アナキズムの美学』,現代企画室.展覧会企画:カトリーヌ・ボーグラン「赤い死のマスク」北関東造形美術館,1994年。「Sarkis-Zone」北関東造形美術館.1994年、「都市の風景」バンコク日本文化センター,2003年: セミナー参加「諸科学の統合と表象の科学の設計」,大阪国立民族学博物館,2003年-2004年.展覧会参加:「Another City」Centre A,ヴァンクーヴァー,2009年.
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