2017-05-12

Short Stay Program 2017 / Daniel Silva


Short Stay Programにコロンビア出身のアーティスト Daniel Silvaがやってきました。
彼は今月はじめにやってきて、約1ヶ月半尾道に滞在し、作品の制作をします。
まだ1週間とたっていませんが、とてもこの場所を気に入ってくれたようで
来年また来たいと言ってくれています。

今回の滞在では制作が中心になります。展示して公開するというかたちは1日限り(詳細は以下に)ですが、もしよければ彼の滞在中にスタジオをのぞきに、ダニエルと話をしに来てください。




















DANIEL SILVA
ダニエル・シルバは周囲の空間を彫刻やインスタレーションを通して表現する。彼は知覚アートや熟考を題材とし、蜜蝋や木材、塩、木炭、大理石、金属などの素材を本来の自然の形で利用。創作は作品と鑑賞者との間に相互関係を引き起こす、複数のエレメンツの融合から始まる。これらの素材が引き起こす感情と築かれる基礎は固定されたストーリーではないある一貫性を導き出す。

2014年にセントラル・セント・マーチンズの修士課程を優秀な成績で修了し、ダニエル・フォード・イノベーション賞を受賞。修了してほどなくSaatchi New Sensationにノミネート、そして掲載される。2015年に1万人の卒業生の中からロンドン芸術大学(UAL)代表として、Art15 Art Fairに参加する13人のうちの一人に選出された。[press release]
2016年秋にはロサンゼルスのBaert Galleryにて単独の展示会を開催。翌年2017年の3月にはもう1名のアーティストTess Williams氏と共にロンドンで、Time & Materialsとして知られるペアの展示会をUnit1 Gallery で開催。イギリス・ロンドン在住。
◎過去の作品はこちらから BAERT GALLERY/Daniel-Silva

ONOMICHI, JAPAN
自然と旅行はダニエルが創る芸術とオーガニックな表現のインスピレーションの源となっている。次作は彼の創作活動にとって最適な環境である、瀬戸内海に面する尾道にて4~5週間にわたって行われる。地域社会に溶け込んでの活動に非常に意欲的である。特に養蜂家、地元の漁師、そして初めて触れる蛸壺など、ストーリー性がある港町での活動を心待ちにしている。この尾道プロジェクトの作品は駐日コロンビア大使館後援の下、6月中旬に東京のギャラリーで展示される。


作品公開日
日 時 2017年6月8日[木] 17:00〜19:00
場 所 光明寺會舘/尾道市東土堂町2-1