2020-10-30

11/15[SUN] /若手が語るこれからの尾道 


 














[出版記念] 都市の〈隙間〉に宿る力:若手が語るこれからの尾道

巨大な資本を投入して新築された尾道駅。
その目玉だった4つの店舗が、この度、撤退しました。「セレブな観光客」をあてこんだ商売だけでは、まちは豊かにならない。コロナ禍でそのことが明確になりました。

尾道がこれからも尾道らしくありつづけるためには、このまちの本当の魅力について細やかに観察する目と、現場から新たな活動を起こしていく力を養う必要があります。

書店経営者、新聞記者、都市研究者としてそれぞれ活動する、尾道在住の3人の若手が、これからの尾道について語り合います。

折しも、この3人が関わった2冊の書物が出版されます。
一つは尾道の駅前にかつて存在したマーケットについての歴史と、そこで生きる人々の物語。
もう一つは尾道と同じく多くの空き家を抱えていた旧東ドイツの都市ライプツィヒで、開発から取り残された空間から、活き活きとまちをつくっていった人々の物語。

2つの舞台は遠く離れているものの、通底するテーマがあります。
それは、資本の力や統治の力の及ばない、都市の〈隙間〉にこそ、そこに暮らし、そこに生きる、市井の人々のクリエイティブな力が宿るということ。
そんな切り口から、皆様、ぜひご一緒に、これからの尾道について考えてみませんか?

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◯日 時 2020年11月15日(日)18:00 開場/18:30 スタート
◯場 所 光明寺會館/尾道市東土堂町2-1
◯参加費 500円+ワンドリンク注文制 イベント後の懇親会(1,000円)
◯出版物 田中 謙太郎 著『雑記雑感No.1マーケット』(企画編集:弐拾dB)1,200円(税込み)
     大谷 悠 著『都市の〈隙間〉からまちをつくろう』2,420円(税込み)
     *イベント時に開場にて書店弐拾dBが出張販売いたします。

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◯登壇者プロフィール
藤井 基二(ふじい・もとつぐ)
1993福山市生まれ。京都の大学を卒業後、2016年より古本屋弐拾dBを営む。好きな作家は中原中也、東海林さだお。酒好き。

田中 謙太郎(たなか・けんたろう)
1993年長崎県生まれ。神戸市の大学を卒業後、広島市、尾道市に居住。記者として働く傍ら、失われたマーケットの調査を開始。人間の思いと社会構造がせめぎ合うものとして、街に関心を持つ。

大谷 悠(おおたに・ゆう)
1984年東京都生まれ。2010年単身渡独、NPO「日本の家」を仲間とともに立ち上げ、ライプツィヒを拠点に数々のまちづくりプロジェクトに関わる。
博士号取得を期に2019年に帰国し、尾道に移住。山手の空き家を改装した自宅兼コミュニティスペース「迷宮堂」を営む。

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本イベントは、新型コロナウィルス感染症対策を十分にとった上で開催いたします。 
・当日はマスクの着用をお願いいたします。
・受付にて検温いたします。ご協力をお願いいたします。