2015-11-07

光明寺會舘学校 vol.5


存在論的アートの可能性 The 14th Istanbul Biennial


2015年11月9日[月] 19:00〜21:00

ゲスト講師  市原研太郎/美術評論家


今秋開催されたイスタンブール・ビエンナーレを通して「存在論的アート」の可能性を探ります。「存在論」というと、ハイデガーの名前を思い浮かべますが、彼の哲学の根幹である「存在-存在者の関係」を踏まえつつ、デカルト以来、主客二元論の上に形成されてきた近代世界にとって代わる新たな世界を構想するアートについて考察します。
2015 年9〜10 月に開催されたイスタンブール・ビエンナーレは、このようなヴィジョンを、キュレーターのクリストフ=バカルギエフ特有のフェミニズムの視点から提示していると思われました。とはいえ、展覧会は明確に分かりやすい構成で興味深く、また刺激的でした。その詳細を写真やヴィデオで紹介しつつ、私の考える「存在論的アート」がどのようなものであるかを解説していきたいと思います。そして最後に、それがイスタンブールにかぎらず、ここ尾道の地でも可能ではないかと問いかけてみたいと思います。



市原研太郎 Kentaro Ichihara
美術評論家。展覧会カタログ、各種メディアに寄稿多数。 著書に、『ゲルハルト・リヒター/光と仮象の絵画』(2002 年)、『アフター・ザ・ リアリティ―〈9.11〉以降のアート』(2008年)、『現代アート事典』(共著、2009 年)等。また、『Identity IV』(2008年)、『Reality/Illusion』(2010年、ベルリン)等の展覧会企画も手掛けている。


日 時 2015年11月9日(月)19:00~21:00
場 所 光明寺會舘 広島県尾道市東土堂町 2-1

参加費 ¥500
お問い合わせ先 光明寺會舘
    Tel  050-1537-5353